お仕事コラム

ワールドの外国人雇用状況につきまして/外国人をめぐる現在

19.11.13

こんにちは!(^^)!

工場系ならお任せの派遣会社、ワールドです。

 

外国人労働者ってなんだろう?

 
今日は最近何かと話題に上ることの多い『外国人就労』について、まじめに語ってみたいと思います。
 
みなさんは、外国籍の方たちがお仕事をされているところに出会ったことはありませんか?
 
最近ではコンビニ(特に深夜帯)、または建設現場でも外国人の方たちをよく見かけるようになりました。
ワールドとは切っても切れない工場の製造現場なんかでも外国人の活躍が見られます。
 
 
ちなみにこの方たちは、一体どういった方たちなのでしょうか?
 
 
私たち日本人が外国に行く場合、ほとんどが観光目的またはビジネスでの短期出張となります。
滞在期間がしっかり決められており、例えばアメリカなら最大で連続92日間まで滞在することができます。
これを超えてしまうと不法滞在となり罰せられてしまいます。
また多くの国において、観光目的で入国した場合にはアルバイトなどして収入を得ることは禁じられています。
 
つまりコンビニで活躍している外国籍の方たちは私たちが外国に行くような雰囲気で来日しているわけではないようです。
 
 
では、企業は外国人の受け入れをどのように行っているのでしょうか。
 
 
 

入国に必要なもの

 
 
外国人の方が来日する際、基本的にはビザが必要となります。
これは入国審査に必要な書類となります。
外国にある日本領事館において発行される本人の身分証のようなもの。
来日したい目的に応じて観光、学生、就労などビザの種類が異なります。
 
通常観光ビザであれば発給日から最大92日間であれば何度も往来可能ですし92日間連続滞在も可能です。
 
学生(留学目的)就労のビザならばもっと長く滞在することができます。
 
 
 
なお定められた期間を超えて入国しようとしても、税関で入国拒否をされてしまうのでご注意を!
 
 

滞在するために必要なもの

 
なお働くためには、まだ手続きが足らないのです(汗
 
 
例えば就労ビザを用いて無事税関を通過し日本に入国しても、すぐに働けるわけではありません。
 
 
観光等の(短期滞在)という目的以外で日本で何らかの活動をしようとする場合【在留資格】といわれる許可が必要となります。
 
 
ビザの発行が外務省であるのに対し【在留資格】の認可は法務省の管轄となります。
 
 
在留資格は2019年現在では36種類です。
 
 
グループとしては大きく分けて3種類となります。
 
 
【第一グループ】
永住者・定住者・日本人の配偶者・永住者の配偶者
 
【第二グループ】
文化活動、短期滞在、留学()、就学、研修、家族滞在、特定活動()
 
【第三グループ】
外交・公用・教授・芸術・宗教・報道・経営・管理・法律・会計業務・医療・研究・教育・技術・人文知識・国際業務・興行・技能・介護 
 
 
グループごとに簡単な補足をすると、
第一グループは、日本人と同じようにどんな職に就くこともできどのような働き方をすることもできます。
第二グループは基本的に就労は認められていません。
が※のついている留学と、特定活動のみ限られた時間内で、限られた職種での就労は認められています。
 
第三グループは専門職であり、事前に申請した専門職限定での就労が可能となります。
逆に言うと、在留資格で許可された範囲外の活動を行うことは禁じられており、必要に応じて別途申請をします。
許可が下りるまでは在留資格範囲内の活動はできません。
 
例えば医療(医師や看護師等)の資格で日本に在留している方がパチンコ店で働くと不法就労となり処罰の対象となってしまいます。
 
 

外国人を取り巻く環境

 
 
最近外国人就労についてよくないニュースが取り上げられるようになりました。
 
不法就労
(外国人による不法就労)が問題となり ニュースに取り上げられることが多いようですが、
多くの場合留学の資格等で滞在している方が、アルバイトを超えて本格的に働いてしまう場合が多いようです。
 
これは本人と受け入れ企業相互の認識不足による部分が多いのです。
 
 
もちろん良質で安価な労働力として、不法であるとわかっていながら外国人を働かせているという悪質な例も。
 
この場合は罰則は非常に大きいものとなり、労働した外国人は日本から強制退去を命じられるケースも散見されます。
 
 
犯罪の増加
 
外国人労働者の問題=犯罪との関わり が多いとされている事実は悲しい現実です。
が一般的な生活基盤を国内に持ち比較的安定度の高い日本人と比較すると、
経済的に不安定であり、日本人コミュニティとの結びつきが脆いことが大きな要因と言われています。
日本でも不景気な〇〇ショックなどが続き、企業も経済的に安定しない環境において、労働者を解雇しなければならない事態もあります。
がそんな場合でもなんとか転職就職ができる日本人と比べると、外国人労働者の転職活動は受け入れ環境としても厳しいものがあるようです。
 
なぜなら、一度解雇されてしまった業界は同時同じような経済状況となる可能性が高く転職先が見つかりにくいことがほとんどなのです。
 
日本で働けなくなってしまった場合には、帰国する方もいらっしゃいますが、日本に生活基盤を持っている方たちは簡単に帰国できません。
 
転職活動がうまくいかず、周囲にいる日本人たちに助けを求める方法もわからず、必死にもがいているうちに犯罪にかかわってしまうこともあるようです。
 
また日本との文化習慣の違いによる、周囲との摩擦なども大きな問題とされています。
 
 
 
改善されない労働環境
 
いわゆる【3K】と呼ばれる環境での外国人就労が多いといわれています。
日本人が【3K】職場を敬遠したことで、企業努力として環境改善すべきであったところへ、環境はそのままにして外国人労働者を受け入れいているケースも散見されます。
 
ですが、このままでは環境改善される見込みがありません。
外国人だからと言って悪い環境で働かせていいはずはありません。
 
 
また外国人労働者を低賃金で雇用する企業も多いようです。
 
 
このままでは、将来的に日本人と外国人の間の差はどんどん大きくなり、溝はどんどん深まってしまうことが懸念されます。
 
 
外国人と共存するために必要なことはなにか?
 
 
犯罪が多発しようと、職場環境の改善見込みがなかろうと、今後も外国人労働者は増えるといわれています。またそうでなければ日本は成り立たないところまで人口減少が進んでしまっています。
 
 
では外国人を受け入れ共存していくために出来ることは何があるでしょうか?
 
 
【日本人と同条件での雇用】
【給与面・職場環境面で、日本人と同じ待遇で雇用すること】
 
お互いの文化を理解しあう
お互いの国を尊重し、言葉を学びあったり、文化習慣を理解しあう必要がありますね。
 
全く理解できなかった行動パターンなども、背景が見えると納得がいったりするものです。
 
理解が深まればお互いの存在を尊重しあえ新たなコミュニティを築くことができるでしょう。
 
相手に対する【尊敬】と【理解しあいたい】という気持ちがなければまともな人間関係を築けないのは日本人同士でも同じですよね!
 
  

 

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