お仕事コラム

自分の腕は裏切らない/新型コロナウイルスで感じること

20.05.07

こんにちは!(^^)!

外国人雇用ならお任せの派遣会社、ワールドです。

 

2020年2月ごろから、コロナウイルスの影響により経済の停滞についての提言を耳にする機会が増えました。
 
その提言の中で【リーマンショック】【リーマンショック超え】というキーワードが頻出しています。
 
日本では戦後最大の経済事件と言われるリーマンショック。
 
当時の日本がどうなったのか、また派遣社員にはどのような影響があったのかを振り返って見たいと思います。

リーマンショックとは?

 
リーマンショックの「リーマン」とはアメリカだけでなく世界的にも超大手の証券会社であった「リーマン・ブラザーズ」のことです。
このリーマン・ブラザーズは2008年9月15日に倒産に陥りました。
この倒産を要因とし、全世界に経済危機が広がったため、リーマンショックという名前で呼ばれています。
 
リーマンショックの発端は、米国のサブプライム住宅ローンの不良債権化でした。
アメリカ国内でも屈指の証券会社の破綻は、アメリカという国家そのものへの信頼を損なう結果となりました。
 
【アメリカがくしゃみをすると世界が風邪をひく】ということわざがありますが、アメリカ国家への経済不審は世界の経済市場を動揺させ、世界中の株価が大幅下落したのです。
 
ちなみに大企業や国家、また銀行等の資産運用は証券保有による部分が大きく、ドミノ式に破綻を余儀なくされました。
 
また日本においても企業に破綻は言うまでもなく、街には失業者が溢れ、また失業にはならずとも多くの場合所得減少よいう結果を行き出しました。
 
収入が下がればものが売れなくなり、製造業も工場のライン停止を余儀なくされることとなりました。
あらゆる分野での収入が減ることから税収も当然下がります。
 
日本国家は1年だけでは収まらない長期的な財政逼迫状況を迎えてしまうのです。
 
なお、製造業で工場のライン停止を余儀なくされたと述べましたが、これは大手メーカーの場合。
大手メーカーのサプライヤー(製品の部品を製造する下請け企業)と呼ばれる中小零細工場では倒産が相次ぎました。
 
製造業で実際に製造ラインに従事する社員の多くは契約期間の定まった期間従業員や派遣社員です。
 
これらの非正規労働者がリーマンショックで一斉に失業したことは当時大きな社会問題となりました。
 

派遣切りの拡大

非正規労働者の失業は職を失うだけでは終わりません。
会社から提供される寮で生活することが多いため失業と同時に住居もなくしてしまうのです。
そこでできたのが【派遣村】です。
 
多くの住居を失った元非正規社員たちが東京の日比谷公園に身を寄せ合って生活をしたことから派遣村と呼ばれるようになりました。
最大時で500人以上もの失業者たちが集まったと言われています。
 
日本経済がゆっくりと確実に再建を果たすことで派遣村に集う人は少しずつ減ってきましたが、高齢者などはなかなか職を見つけることができずにその後も職を求めて全国を転々としたり生活保護受給を選択する方もいました。
 
政治の中枢では経済の回復を第一目標として様々な施策を組んでくましたが、最終的には安倍総理大臣のアベノミクスの効果で顕著な回復に繋がってきたのです。
 
もちろん抜本的な経済改革などもありましたが、日本人全体への意識改革(一億総活躍)や外国人労働者(外国人技術実習生や外国人労働のビザの条件緩和)の大幅受け入れと真摯な活躍ぶりも経済回復の大きなー一助となりました。
 
がここにきてコロナウイルスの発生及び感染拡大による多くなショックが再び世界を襲っています。
 
 
リーマンショックの回復まで10年以上かかった日本。
日本経済はどうなってしまうのでしょうか。
 

不安を感じる外国人労働者達

 

新型コロナウイルスの感染拡大で企業活動や雇用に影響されています。

日本で働く外国人労働者が抱える生活上の悩みや職場でのトラブルが増加しています。

厚生労働者が発表した「外国人雇用状況」によると、2019年10月末時点で日本で働いている外国人は前年比 13,6%増の165万 8804人で、7年連続で過去最高を記録した。国籍別では、中国、ベトナムの上位2カ国だけで80万人を超え、ほぼ半数を占めました。

 

参照サイト: 厚生労働省の「外国人雇用状況」の届出状況まとめ

建設業には様々な仕事があります。

例えばコンクリート工や型枠大工などが代表的ですね。

製造業では材料と部品が入らず製造ラインが止まっているのに手が空いている社員に毎月の給料を払わなくてはならない経営者は大変です。

マスクを作っている工場、消毒液を作っている工場、その生産機器を作っている工場などは忙しくて人手を求めていると思いますので、うまくそちらへ流せればいいのですが・・・。

新型コロナウイルスの感染拡大により使い捨てのマスクがなかなか手に入らない状況が続いています。

経済の現状が落ち込んだことから衣類への需要が減っております。

減産に伴い工場の稼働が止まってしまったことで、仕事に行けなくて困っている技能実習生も存在します。

減産が続く繊維・衣服関連企業は、手の空いてしまった技能実習生をマスク製造に関わらせたいと厚生労働省に申し入れをしました。

本来であれば実際外国人技能実習生が学ぶ技術は来日する前に決められています。

それ以外をすることは原則として認められないのですが、今回は特別の措置として繊維・衣服関連の職種の外国人技術実習生が布マスクの製造を一時的に認められました。

 

 

スキルは多い方がいい!

 

コロナウイルス拡大感染の影響で観光業や飲食業はもちろんのこと、製造業や卸売・小売業者、不動産業者が最も影響を受けています。

 

新型コロナウイルスの失業対策は「国に任せる」という考えもありますが、自分で自分を作っていくことも可能だと思います。

特に製造業・工場勤務では、様々なことを身につけられます。

 

これを活かして会社で上を目指すのも良いですし、今後の転職に役立てるのも良いと思います。

一人で一つのスキルだけではなく複数のスキルを持ったほうが有利です。

なぜかというと、例えば、今自動車業界の生産減少している中で、機械オペレーターしかできない人より溶接や電気配線など特殊なスキルがある人の方が企業から重用されるからです。

機械オペレーターでなくても溶接などの仕事が「出来れば」、結局自分の収入を守れることができます。

弊社では溶接訓練がありまして、全く溶接を触ったことないベトナムの方もその訓練をうけることで1週間後コツを掴みだして、仕事ができるようになっています。

製造業の仕事は身に着けられる経験・スキルが多いです。

せっかく仕事をするなら、いろいろなことを吸収しましょう!

その意識で取り組めば、きっと製造や工場での仕事が楽しくなります。

そして、どんな状況、どんな大変であっても、すぐ他の選択があり、自分が困らないようになると思います。

株式会社ワールドはお仕事探しに悩みを持つ方を全力でサポートしますのでお気軽にご連絡へ

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