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お仕事コラム
【溶接の歴史を探る】ツタンカーメンから奈良の大仏、そしてステンドグラスまで

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【溶接の歴史を探る】ツタンカーメンから奈良の大仏、そしてステンドグラスまで

18.10.16

こんにちは!(^^)!

工場系ならお任せの派遣会社、ワールドです。

いつもワールドのブログに目を通してくださってありがとうございます。

昔から、ワールドの求人の中にボチボチ出ている【ろう付け】についてご案内します！

真面目に説明をすると、【ろう付け】というのは接着技術➝つまりモノとモノをくっつける技術の一つです。

あれ？ワールドでガンガン出している【接着技術】は火を使う【溶接】じゃなかったかしら？

と思った方！

素晴らしいです～～～！

とってもいいところに気づきましたね♬

くっつけテクってなんだ？

実は、接着技術には様々な種類があります。

たとえば、セロハンテープで紙と紙をくっつけるのも接着技術ですし、のりやボンドなどを使用してくっつけるのも接着技術ですね。

接着剤の強度などによって、くっつけあうモノ（専門用語で母材）が変わります。

逆に言えば母材の種類によって接着剤を使い分けるということ。

なおテープ・ノリ・ボンドなどを用いた接着加工の場合、母材は紙・布・プラスチックなどの比較的軽いモノが適しているようです。

また、これらの接着加工の場合は、強度があまり強くない為【いつかははがれてしまうかもしれない】というリスクを持っています。

では母材が金属などで接着剤での接着が不安な場合はどうするのでしょうか？？？？

この時に使用する方法が、【金属接合】です！

金属接合にもいくつか種類があり、その中に【溶接】があるというわけ。

溶接の歴史？

溶接についてはこちらでも詳しくご紹介しているので、ワールドファンの皆様ならすでにご存じと思います♡

早い話が、母材そのものを熱で溶かして、完全にくっつけあうということですね！

溶接の歴史は想像以上に古いんです。

紀元前2500年、中国の青銅器の製造に関しすでに溶接の技術が使われていたという研究レポートがあります。

また、紀元前1400年ごろには世界中に技術が広まりました。

エジプトのツタンカーメン像にも溶接の技術が使われています。

歴史が古いということは、改良・改善・発明を繰り返すので、溶接の種類は多岐にわたりました。

その中で金属接合には溶接以外にも【はんだ付け】や【ろう付け】という方法も発見されました！

この二つの大きな特徴としては、

【溶接】が、母材そのものを大胆に溶かして接合するのに対し、【はんだ付け/ろう付け】は母材は溶かしません。

人工的に作られた金属である【はんだ】や【ろう】を母材の間に挟み込み、それを溶かしてくっつけあうという方法になります。

いわば、ボンドやセメダインのように、ある物質を間にはさむ事での接着となります。

ここでは母材以外の金属を溶かして接着剤代わりにするということですね！

ろう付けに関して日本にも有名な建造物があります。

奈良の大仏様です！

こちらは、溶接・ろう付けなどの技術が駆使されています。

当時のスーパーハイテクノロジーで作られていたということですね。

奈良の大仏への見方が変わってしまいそうです！！！

ハンダ？ロウ？

ところではんだ？ろう？って何のことを言うのでしょうか？

はんだとは、【なまり】と【すず】を人工的に混ぜて作った合金。

ろうとは【銅】を主成分とした合金。

溶接は【比較的大きな物】を接合するとき

はんだ付け・ろう付けは【より小さなものを接合するとき】と、使い分けが完全になされています。

ちなみに『はんだ付け』の方が、より細かい作業に向いているようです。

いや、細かいというよりも、繊細なモノと言った方がいいかもしれません！

どれくらい繊細かというと・・・

スマートフォンの中に小さな小さな基盤（子どもの親指の爪くらいの大きさ）に、金属棒をつけていく作業があるんですが、、

こちらがハンダ付けでないとできない作業となりますよ(*^^)v

どれくらい繊細かよく分っちゃいますね☆

はんだ付けは義務教育の技術家庭の時間に実習をするので、経験したことがある方はたくさんいらっしゃるでしょう！

溶接は比較的高度なテクニックを要求されますが、はんだ付け・ろう付けは中学校で学ぶレベル。

まったくの初心者さんでも数時間練習すれば、かなり上達する技術というわけ！

ちなみに最近は小さな子ども向けのロボット工作教室でもはんだ付けを学ぶようです！！

とはいえ、実際問題として小さな子がたった一人で行うのは難しいみたい。

ですが、保護者の付添いのもとで多くのお子さんが一人ではんだ付けを成功させているそうです！

女性もハマる！

また、女性にも親しみがある技術なんです。

何年か前に『ステンドグラス』教室が大流行したことがありました。

実はこのステンドグラスのガラスとガラスをつなぐ細い線のような物・・これがまさにハンダなんです！！！

ステンドグラス製作の楽しさに、はんだ付けの用具一式をそろえたという女性も多かったと聞いています。

女性が、家事の合間にちょいちょいとこなせるくらいカンタンな技術ということがお分かりいただけましたでしょうか♡

ワールドにはろう付けのオシゴトもご用意していますよ！

いずれも男女不問で未経験の方でも始めやすいオシゴトとなっています。

ろう付けにご関心いただいた方はコチラ①

ろう付けにご関心いただいた方はコチラ②

ワールドでは様々なお仕事をご用意しております。

是非お気軽にお問い合わせくださいネ(#^.^#)